↑10分かかったはづきさん *1今から十数年ほど遡る。私が丁度就職難に見舞われていた頃の話だ。 私立の中高一貫校を卒業し、それなりの大学を出た私はすっかり自惚れていた。実家は郊外の一戸建てで一人っ子のいわゆるボンボンというやつだ。世間知らずの自覚…
↑ 2分で書いた芹沢あさひ 「晴れた日に傘なんて、お日様が可哀想じゃないっすか。」 ふと石突きを掲げるところで思い出す。しかしこの歳太陽の色も形も記憶にない。先一昨日寄越した清掃のおじちゃんの方がよっぽど具体的だ。古今東西口を噤んで頷くが、とう…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。