シャニマスエアプ

芹沢あさひが好きです。

ウルトラマン怪文書にはなぜ序盤に「仮面被った拓哉」が登場するのか

ウルトラマンが拉致されて腹筋ボコボコにパンチ食らって胸のランプが点滅するとあと3分で力尽き果てる

その時のウルトラマンの苦しむ姿にドキドキするってヒーロー凌辱だぜ!

上述の文は有名な怪文書ウルトラマン拉致」のさわりの部分である。但し動画は削除済であるため、複製ないしアレンジから引用している。

ネット上にはしばしば「怪文書」なるスラングが存在するが、公序良俗に反するものを加えればまず初めにこの作品が挙げられる。結末を先に話すと、ウルトラマンが30分ケツを掘られ、何もせず帰っただけである。こうしてみると歪な片鱗が伺えるだろうか。

謎は謎のままで良いとはよく言うが、これも例に漏れずネット上では好評、絶賛!などカルト的な評価を得ている。と、同時に多くの謎を植え付けたのも事実である。今回もその中の一つである。

 

仮面被った拓哉ゎ前見えねぇし息ゎ苦しいしウルトラマン最後の3分間ゎ30分以上にわたり

絶対負けるはずのないウルトラマンが倒れる

先ほどの怪文書のさわりには上の文が続く。一見何のひねりもないように見えるが、この一回を除き「拓哉」「仮面被った拓哉」が主語になることは一切ない

仮に拓哉=ウルトラマンとした場合、拓哉は帰宅どころかシュワちゃんからパワーを吸収した挙句ウルトラマンの星に帰ってしまい家族会議まで開いている。一概に否定はできないが、この一文が更に話をややこしくしているのだ。

しかしこのココガラについてはほとんど言及されていない。おおよそ動画視聴中に帰ってしまったかあるいはパワーを吸収されたのだろう。この手の作品は考えること自体が悪である。

 

この稿では事前情報や推測をいくつかの説に分け、この飽くなき悪を懲らしめようと思う。必ずしも納得のいく解釈とはならないが、助力になれば幸いだ。

 

ウルトラマン/KBTITについての前提知識

ウルトラマンとは説明するまでもないが、地球の平和を守るために戦うM78星雲人である。不慮の事故で科学捜査隊ハヤタを死なせてしまい、自身の命を分け与え一心同体となったと設定にある。その後ハヤタはウルトラマンに変身できるようになる。初代ウルトラマンの時代設定は「1975年」「1993年」などはっきりしない。

KBTITに関してもこの稿の読者ならわかりきっているとは思うが、一般的な通り名はタクヤ。gym-kで「俊」の名を使いウリをする一番人気の男婦である。ネット上では「サーフ系ボディビルダー拓哉」を名乗り、ブログを定期的に更新するもネット評は賛否両論(否定の方がやや多い)。acseed社のゲイポルノに出演したことで一躍有名となった。KBTITという俗称は、とあるセクシー漫画家との類似点から揶揄されたものである。

 

至らぬ点もあるものの、今回はこれを前提条件として考察する。

 

前述であげた通りでありまた、多くの視聴者が考え得る答とも思われる。宇宙空間を飛び回るウルトラマンが酸欠になったり、息をマスクで塞がれていると名言するなど、ウルトラマンにしては人間的な要素が多く不自然である。そもそもウルトラマンの男性器は確認されていないにも関わらず変性意識状態での射精を複数回成している。であればウルトラマンは人間的な比喩として捉えるべきである。

つまりは「ウルトラマンの仮面を被った拓哉」と仮定した考え方だ。全文を通して拓哉と関連が深いことからも、おそらくこれが一般的な回答だろう。

しかしまた、SFでなければ肯定し難いものも併せ持つ。実際に怪文書ウルトラマンは力尽きるまで怪物と対峙、戦闘後は帰還している。この段階においてもウルトラマンにはパワー吸収機能はなく、ターミネーターにも同様のことが言える。その他30分近く行動できる等ウルトラマンとも相反する能だが、それでいて超常的である。これを生身の人間にはできないだろう。

ここで注意することは、「ウルトラマン」という俗称は唯一人を指すものではないということ。原作に則ればウルトラの星に家族が複数おり、地球上では全て「ウルトラマン」と呼ばれる。ただしそれらは上述の初代ウルトラマンの性質や背景を踏襲している。基本的な制約は上述と何ら変わりない。補足として、外部からの影響(パワー供給)により地球での活動時間が伸びた事例もある...らしい

 

 

であればエネルギーの与借と30分の行動保障をもつ「ウルトラマン」が存在し得るということだ。

 

 

仮にその能力者を「ウルトラマンタクヤ」と命名しよう。ウルトラマンタクヤは拓哉と一心同体の「ウルトラマン」であり、内外のエネルギー操作やそれによる滞在時間の延長が可能。また男性器(もしくはそれを模したもの)があり、エネルギーの射出機能を有する。他は一般的なウルトラマンの定石を充てる。

 

創造にあたる行為は幾らでも後付けが可能だが、必要最低限の情報を埋めるものであれば何でもよい。

いずれにせよ「ウルトラマン」は複数存在し得ること、「ウルトラマン」シリーズに拓哉が出演していないことから、拓哉はまた別の「ウルトラマン」と繋がったあるいは存在そのものといえる。

ここまでは仮定、空想の話である。これに科学が肉付けられてこそウルトラマン足りえる。先に補足として挙げた「外部からのパワーで復活できた状態」つまり固有能力のない場合を考える。

ウルトラマンには「ウルトラの父」「ウルトラの母」が存在する。とはいっても、血縁関係を持つ「ウルトラマン」はそう多くない。

この中で「ウルトラマンタロウ」は父と母両方に対し血縁関係がある。つまりウルトラマン」は有性生殖を行う。ということである。これは「ウルトラマン」という種族が性別・生殖機能を有するということでもあり、男性器にエネルギー射出機能が搭載されているともいえる。

対してサーフ系ボディビルダー拓哉のブログには、離婚からシングルマザーに育てられた経歴を語った文面があった*1。つまり血縁関係の片方が曖昧なのだ。その後素行不良となった彼は、「腐女子のお姉さん」たる人物と出会ったことが語られる。

 

勘が鋭ければ洞察がつくが、「ウルトラマン」の中には一人、母方のみの血縁関係をもつウルトラ兄弟がいる。「ウルトラセブン」である*2。彼の実母とウルトラの母は姉妹関係にあり、ウルトラの母がお姉さんである。此れが丁度解説した「腐女子のお姉さん」とリンクするわけだ。

ウルトラセブンとリンクした人間は"諸星 弾"と言われている。が、諸星弾が本名であるのに対し拓哉はネット上における男婦の名前である。一般に水商売で用いられる名前は特定回避のため本名を避ける習わしがあり、拓哉を偽名とすると、諸星弾とは両立し得る。

以上より私の結論としては、拓哉はウルトラセブンとして捉えるべきと考える。

 

考えれば考えるほど、寿命が短くなるのを感じる。

出来上がった怪文書の 考察を見守る綱太さん。

 

このポエムが投稿され10年が経とうとしている今も、ネット上では謎多き怪文書として持て囃されており、今回紹介した仮説についても今だ憶測の域を出ない。一方で、掲示板には「ウルトラマン大好き」と名乗る相手方のコメントが報告されており、ただ筆者が朦朧としていただけの風俗体験談に過ぎないとの声もある。その通りです。しかし、古来より人間は呪術を通し、変性意識状態(俗にいう「儀式」)の先にこそ超常的な「悟り」があるとして自然崇拝を行ってきた。この考察で問題視したいのは変性意識状態をそれ相応として、理解の手順を端折ってないかということだ。数式が説得力を持つのはそれ相応を細分化して証明した先人の証であり、言語が意味を持つのはそれ相応を定義して共通認識を築き上げた我々の意思である。

こんな男婦の自分語りから私が得られるものは微々たる結果かもしれないが、一歩踏み出すことで得られる結果が、次の一歩であれば研究冥利に尽きる。

アオガラスへの進化の足掛かりになれば幸いである。

 

 

次回もお願いします。

 

*1:怪文書:虐待おばさん - 真夏の夜の淫夢Wiki (yjsnpi.nu)魚拓が安全かと思います。

*2:ウルトラマンセブンじゃないらしい。さっき知った。